ガイド

マルマラ海地方

バルケシル周辺

バルケシル県はマルマラ海とエーゲ海の両方に接しています。バルケシルは自然に富み史跡の多い街です。

14世紀中頃にベヤズッド1世により建てられたユルドゥリム・モスクは、市内で最古のモスクです。ザウノス・パシャ・モスクは1461年メフメット征服王の宰相ザウノス・パシャが建てたもので、かつては巨大な施設の一部でしたが、現在はそのモスクと浴場だけが残っています。

サアト・クレシ(時計台)は1827年にメフメット・パシャがジェノヴァのガラタ塔を模して縮小してつくらせたものです。1336年建設のカレシ・ベイ大霊廟には、カレシ・ベイとその5 人の息子の記念碑があります。 この地域の文化遺産は新設のバルケシル博物館(クヴァイ・ミッリエ)でみることができます。

バルケシルより10キロほどブルサの方向に進んだところにあるのが、2つの丘に囲まれた美しいデールメン・ボアズです。週末や休日になるとたくさんの家族連れでここの見晴台やレストランがにぎわいます。

カラコル 村には風車があり、写真家たちがその美しい景色をシャッターに収めています。古代ペンデラムスと呼ばれた バンドゥルマ は、今日ではイスタンブールに次ぐ重要な商業産業港になっています。この街のレストランや喫茶店では素敵な午後を満喫できるでしょう。

ベルクス(キジコス) はバンドゥルマの10キロ西に位置する街です。カプダー半島の付け根にあるこの古代都市には、ハドリアヌスの寺院や劇場、水道橋が現存しています。 マニヤス湖 に近い クシュジェンネッティ国立公園 は、266種類もの野鳥が生存する鳥類学の地です。毎年、3 百万羽以上の鳥がこの保護地域を通過していきます。野鳥観察には4 月と5 月が最適です。バンドゥルマの13キロ南東のカラジャベイでは、サラブレッドの生産が盛んで、牧場が多くみられます。

かつて古代 エルテカ として知られた エルデック は、バンドゥルマから14キロ北西に行ったところにあります。マルマラ海でもっとも古くもっとも有名なリゾートエリアのひとつで、自然のままの砂浜があり、宿泊施設も豊富にそろっています。

マルマラ島 は、かつては プロコネソス という名で知られ、ローマ時代は隆盛を極め、ビザンチン帝国、オスマン帝国の時代には、ここで産出される大理石で大いに栄えました。ここの大理石は、帝国の瀟洒な建築物に使われました。 サライラル 村の近くにあるマーブルビーチは、その沖で実際に採れる大理石から由来しています。市内には屋外の博物館があり、ローマ時代やビザンチン時代にまでさかのぼる工芸品や、大理石の採掘の過程を順次追うことのできる採石場を見ることができます。

もう一つのリゾートの島、トュルケリ(アブシャ)は、壮観な海岸線と透きとおった海の水がすばらしいだけでなく、ぶどう園とワインセラーでも有名です。マナストゥールにはビザンチン時代のメリイェム・アナ修道院があります。

バンドゥルマより55キロ南西にある ギョネン は、トルコでも有数の温泉町です。ここの温泉はローマ時代にも使われており、もとはローマ浴場の一部だった5世紀のモザイクも残っています。温水は地下500メートルから湧きでて、82℃ほどの温度があります。30キロ北西にある デニズケント の街は、海岸の美しいリゾート地です。

スンドゥルグ は アラチャム山脈 のふもとの森と草原の街で、高級カーペットの産地として知られています。その中でも、 ヤージベディル の絨毯はもっとも珍重され、使えば使うほど愛着の出てくるものです。 エドレミット湾 の周辺もバルケシル県に属していて、国内でも最も美しい海岸線の一つといえます。その透きとおった水と砂浜のまわりには、銀色がかった緑色をしたオリーブ畑が広がっています。 アイワルク、ブルハニエ、オレン、エドレミット、アクチャイ、アルトゥンオルックは、いずれも風光明媚で、史跡や遺跡に富み、休日をゆったりと過ごすには最適の魅力的な街です。