ガイド

カッパドキア

ギョレメ

謎めいた雨雲に視界がさえぎられがちな“信仰の拠点”?? ネヴシェヒルから10kmのギョレメとその周辺は、ローマ時代にベネッサ(アヴァノス)の住民らにネクロポリス(墓地)として使用されていたと考えられています。

ドルムシュ・カディル教会、ユスフ・コチ教会、エル・ナザル教会、サクル教会、メルイェム・アナ教会、クルチュラル教会にはいずれも、訪れる人を魅了する力があります。ギョレメ野外博物館は、偉大なる聖バジルと彼の兄弟たちによる“キリスト教のあらゆる思想を統合した教育制度”が生まれた場所です。トカル教会の「僧と尼僧の修道院」と聖バジル礼拝堂、エルマル教会、ユランル教会、カランルック教会、チャルクル教会の凝った建築とフレスコ画は、現在でも作られた当時のままに生き生きとして見えます。

チャヴシンはギョレメから2kmに位置し、この地方で最も古くから人が住んでいるところです。チャヴシン教会のフレスコ情景画は非凡な構成が特徴的です。

ゼルヴェではキリセ(教会)、パシャバー(将軍のブドウ園)、そして聖シメオンの小部屋などが最大の見どころです。

ネヴシェヒルから20km東にあるユルギュップでは、聖テオドラ(タール)教会とパンジャルルク教会も凝った宗教芸術で装飾されています。

ユルギュップから6kmのオルタヒサールの町で見逃せないのは、かつて戦略的に重要だったオルタヒサール要塞です。カッパドキア地方特有の建築性が要塞の土台周辺に色濃くあらわれています。西側にあるウズムル教会ものぞいてみてください。

途中で“ユルギュップのワインハウス”の一つに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?旅の疲れを癒し、ゆったりしたリラクゼーションへと誘ってくれるはずです。

素朴な陶器のピッチャーに注がれていようと、優雅なクリスタルのゴブレットで供されようと、そこで味わったワインは忘れがたい体験になるでしょう。

ユルギュップから6km南へ下ったところが、見事な石造りでその名を知られたムスタファパシャ(スィナソス)です。聖バジル礼拝堂は因習を打破するような思想体系を反映したモチーフで飾られています。

タトゥラリンの町はアジュギョルの北10kmにあり、タトゥラリン教会は保存状態の良いフレスコ画が残る優美な教会です。 

ネヴシェヒルから20km北にはアチュクサライ遺跡、ギュルシェヒルの町には聖ジョン教会があります。