ガイド

黒海沿岸地域

アルトゥウィン

山腹の曲がりくねった道を中腹まで登ると、この地方の首都であるアルティヴィンに到着します。急斜面の麓に16世紀の城跡が山肌から頭を覗かせており、この地域特有の昔ながらのトルコ式の住居が並ぶ魅力ある町です。

この地域の温暖な気候は避暑に最適で、毎年6月には大勢の観光客や鮮やかに着飾った地元の人々が闘牛を目当てにカフカソール・フェスティバルにやって来ます。冒険気分を味わいたいなら、荒々しいチョルー川でラフティングを楽しむのもいいでしょう。

この地域は中世にはグルジア王国の支配下にありました。グルジアの歴史を訪ねるには、アルティヴィン地域はうってつけです。眺望の良い道路がこの時代の遺物である教会の遺跡や居住区へと続いています。

最も保存状態が良いのは、カチャカル山にあるバールハルとイシュハンの遺跡です。バールハルには最良の乗馬コースもあります。エルズルムへ向かう道外れのバーバシュとチャムルヤマチュにも教会があります。 この道沿いには、トルトゥム滝と素朴なトルトゥム湖 (トルトゥム滝の水量は雪解けの後の4~6月が最も多く、その後減少)もあります。

ユスフェリの近くにもドゥルトゥキリセ、キョプリユギョレン、テッカレなど、グルジアの教会や居住地があります。アルティヴィンの東、かつてグルジアの都であったアルダヌチュには有名な城があり、ここからはこの地域で最も長い峡谷が見下ろせます。

アルティヴィンの東のシャヴシャットは、花が咲き誇り蝶が舞う草原、小川、古風なシャレーに囲まれた山村です。ここでは地元の女性グループが地域固有のカーペットとキリムの伝統を守るために織物教習センターを設立しています。

カラギョル・サハラ国立公園にはカラギョル山で屈指の美しさを誇る湖と有名なサハラ高原があります。湖は、シャヴシャットから昔ながらの山村であるウェリコイ村を経由して45km北東にあります。 湖の周りにはさまざまな種類の松が生息し、ピクニック施設もあります。熊をはじめとする野生動物も多く生息しています。

サハラ高原はシャヴシャットから17km、アルダハンへ向かう途中にあり、松林や美しい鉱物、新鮮な泉に囲まれています。高原にあるコジャベイ・クシュラーウ村には伝統的な木造家屋があり、ビルビランも避暑地として人気の高い高原です。この地域の人々は皆非常に親切で好意的です。